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【ネタバレ】モナが頬にキスして「好き」と告白:黒岩メダカに私の可愛いが通じない:8巻

黒岩メダカに私の可愛いが通じない

黒岩メダカに私の可愛いが通じない8巻』は、7巻から続いたミスコン編の決着が描かれます。水着審査で湘南旭との一騎打ちを制した川井モナは、最終審査の告白タイムへ。演技として始まった告白で、本当の「好き」と頬へのキスまで届けます。さらに難波朋もメダカへの特別な感情に気づき、恋の構図が変わる巻でした。ネタバレありで感想を書きます。

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あらすじ

モナと旭の想いが大激突で大白熱の水着審査、ついに決着!!
メダカへの告白権を手にしたのは――!?
そしてドキドキの「告白タイム」では、会場中が赤面・狂乱!!
一方、ひとり憂う朋にも、心乱れる大事件が発生し…?
ヒロインたちのホンネが爆発! “ミスコン編”クライマックス&急進展の第8巻!!

アマゾンから抜粋

7巻は特技や水着で5人のヒロインが競い、最終審査がメダカへの疑似告白だと発表されたところまで進みました。8巻では水風船をぶつけ合う水着審査が決着し、告白タイムも実施されます。前巻で予告された見どころをきちんと回収する内容です。

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水風船対決、最後はモナと旭の一騎打ち

水着審査の水かけ合戦では、美波、朋、つぼみが脱落し、モナと旭が残ります。バスケで鍛えた旭は運動能力を存分に発揮し、水風船を次々に投げてモナを追い込みました。まともに競えば旭が有利ですが、モナも必死に避け続けます。

旭はメダカへ告白したい気持ちが強すぎて、攻撃へ意識を集中させます。その隙を狙ったモナは、水風船を持って体ごとぶつかる勝負へ。最後はモナが転んで手放した水風船が旭に当たり、モナが告白権を獲得しました。作戦と偶然が混ざった決着ですが、格好を気にせず飛び込んだモナの執念が勝利を呼んだと思います。

『黒岩メダカに私の可愛いが通じない(8)』久世蘭

負けた旭も十分に強く、メダカへの気持ちでモナに劣っていたわけではありません。勝ちたい気持ちが前へ出すぎたことが敗因になるのも、一直線な旭らしいです。二人が正面から競ったことで、恋のライバルとして互いを認める空気も濃くなりました。

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モナが頬にキスして「好き」と告白

最終審査の告白タイムでは、モナが舞台上のメダカへ向かいます。観客にとっては演技の告白ですが、モナの言葉は本音です。いつものように堂々と相手を翻弄するのではなく、緊張で震えながら、自分の気持ちを少しでも届けようとします。

そしてモナは、メダカの頬へキスをして「好き」と伝えました。5巻で恋心を認め、6巻で初デートを経験し、ついに言葉と行動で好意を示す。審査という名目があるため正式な告白として受け取られにくいものの、モナ本人はごまかしていません。ここまでの積み重ねが一気に実った場面でした。

『黒岩メダカに私の可愛いが通じない(8)』久世蘭

メダカは突然のキスに驚きます。彼は告白を審査用の演技だと考えられますが、モナを意識せずにはいられません。戒律を理由に距離を取ってきたメダカの心へ、モナがこれまでで最も強く踏み込んだ瞬間です。

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朋が嫌っていた自分を、メダカが優しさに変える

ミスコン後の難波朋にも大きな転機が訪れます。朋は、モナのように誰かを本気で好きになったり、周りが見えなくなるほど熱中したりできず、いつも一歩引いてしまう自分を嫌っていました。メダカから冷静で大人びていると評されると、その悩みを突かれたように感じて怒ってしまいます。

しかしメダカが伝えたかったのは、朋が冷めているということではありません。周囲をよく見て気遣えるから大人っぽい、つまり朋は優しいという意味でした。朋自身が欠点だと思っていた部分を、メダカは長所として受け止めます。この言葉で、朋の中に今までなかった感情が芽生えました。

『黒岩メダカに私の可愛いが通じない(8)』久世蘭

その後の朋はメダカをまともに見られず、普段の余裕を失います。モナの恋を見抜いた相談役が、今度は自分の恋に戸惑う側へ回るのが面白い。旭はいち早く朋の変化に気づき、悩みを聞いて背中を押します。モナと旭だけだった争いに朋が加わる準備が整いました。

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モナの前進と、朋の初恋が同時に始まる

8巻はモナの恋が大きく進んだだけでなく、朋の初恋が始まる転換点でもあります。モナは人前で「好き」と伝えられるほど前へ進み、朋は自分の感情に名前をつけようとします。同じメダカを好きでも、二人の現在地が違うため、今後の親友関係がどう変わるのか気になります。

旭が朋の相談に乗る場面も良かったです。恋敵が増える可能性があるのに、迷っている相手を放っておけない。勝負では全力でぶつかり、困っている時には手を差し伸べる旭のまっすぐさが、この巻でも際立っていました。

『黒岩メダカに私の可愛いが通じない(8)』久世蘭
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まとめ

黒岩メダカに私の可愛いが通じない』8巻は、水着審査でモナが旭を破り、メダカへの告白権を手にする巻でした。告白タイムでは頬へキスし、本当の「好き」を伝えます。演技だと思われる余地は残っていても、モナが恋心をごまかさず行動したことに大きな意味があります。

さらに、メダカの言葉で自分の優しさに気づいた朋も彼を意識し始めます。ミスコンの勝者が決まり、モナの恋が前進した直後に、新しい恋が生まれる。シリーズの恋愛構図を三つ巴へ広げる、重要な8巻でした。

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