防災グッズは、一度に全部を完璧にそろえようとすると迷いやすいです。まずは「食べる」「飲む」「トイレに行く」「明かりを取る」「スマホを充電する」という、生活が止まった時に困りやすい順番で考えると選びやすくなります。
この記事では、在宅避難を中心にしつつ、避難所へ持ち出す時にも役立つ防災グッズを10点に絞りました。価格は確認時点の目安です。セールや在庫で変わるため、購入前に最新の条件を確認してください。
防災グッズは用途を分けて選ぶ
防災用品は、数が多ければ安心というより、停電・断水・食事・衛生・情報収集の穴をどれだけ減らせるかが大切です。特に断水時のトイレ、夜間の照明、スマホの電源は、実際に困りやすい部分なので早めに備えておきたいところです。
また、家族構成によって必要量は変わります。1人暮らしならコンパクトさ、家族世帯なら回数や食数、マンション住まいなら臭い対策や火を使わない備えを重視すると失敗しにくいです。
防災グッズおすすめ10選
1. BOS 非常用トイレ 50回分
断水時に最初に困りやすいのがトイレです。BOSの非常用トイレは、凝固剤と防臭袋を組み合わせたタイプで、家庭のトイレにかぶせて使いやすいのが特徴です。50回分あれば、1人なら数日、家族なら初動の備えとして扱いやすい量です。
防災袋に入れるというより、自宅のトイレ近くや収納に置いておくと使いやすい商品です。水や電気を使わないため、台風・地震・停電のどれにも備えやすいのが強みです。
2. 尾西食品 アルファ米 12種類セット
非常食の主食をまとめてそろえるなら、尾西食品のアルファ米セットは定番です。白飯、五目ごはん、わかめごはんなど味の種類があるため、同じ味ばかりで飽きるのを避けやすくなります。
お湯だけでなく水でも戻せるので、ガスや電気が使えない時にも対応しやすいです。非常食は期限切れになりやすいため、年に1回は日付を確認し、古いものから普段の食事で消費するローリングストックにすると無駄が出にくいです。
3. アイリスオーヤマ 防災リュック 33点
何から買えばいいか迷う人は、防災リュックのセットから始めると全体像をつかみやすいです。アイリスオーヤマの33点セットは、持ち出し用の基本品をまとめてそろえられるため、初めての防災準備に向いています。
ただし、セット品だけで家族全員の備えが完成するわけではありません。食料、水、常備薬、モバイルバッテリー、眼鏡、衛生用品など、自分の生活に必要なものを足していく前提で使うと現実的です。
4. Jackery ポータブル電源 240 New
停電時にスマホ、LEDライト、小型家電を使いたい人には、ポータブル電源があると安心感が変わります。Jackery 240 Newは、家庭用の大型モデルより扱いやすい容量で、防災用の入門機として検討しやすいタイプです。
冷蔵庫や電子レンジを長時間動かす用途には向きませんが、スマホ充電、ラジオ、照明、小型扇風機などの電源確保には役立ちます。保管するだけでなく、数か月に一度は充電残量を確認しておきましょう。
5. カゴメ 野菜たっぷりスープ SO-50
非常食はご飯やパンに偏りがちなので、野菜系の保存食もあると食事の満足度が上がります。カゴメの野菜たっぷりスープは、トマト、かぼちゃ、豆、きのこなどの味があり、温めなくても食べられる点が防災向きです。
災害時は食欲が落ちたり、硬いものが食べにくかったりすることもあります。スープタイプは子どもや高齢の家族にも出しやすく、普段の食事に回しやすいので、期限管理もしやすい備蓄です。
6. パナソニック LEDランタン BF-AL05N
停電時の明かりは、懐中電灯だけだと部屋全体を照らしにくいです。パナソニックの球ランタンは、置いて使えるだけでなく手持ちでも使えるため、寝室、廊下、トイレ移動の明かりとして扱いやすい商品です。
単3電池式なので、充電を忘れていても乾電池があれば使えます。防災用にするなら、本体と一緒に電池もまとめて保管しておくと、停電時に探し回らずに済みます。
7. ソニー 手回し充電ラジオ ICF-B09
災害時はスマホの通信が不安定になったり、バッテリーを節約したくなったりします。手回し充電ラジオは、停電中でも情報を取りやすく、ライトや非常用充電の補助にも使えるのが便利です。
ソニー ICF-B09は、FM/AMに加えてワイドFMにも対応した防災ラジオです。スマホの充電はあくまで補助と考え、普段はモバイルバッテリーやポータブル電源と組み合わせて備えると安心です。
8. エレコム DE-C50L-20000BK
スマホ用の備えとして、モバイルバッテリーは必須に近いアイテムです。エレコム DE-C50L-20000BKは20000mAhクラスで、スマホだけでなくUSB-C対応機器にも使いやすい容量と出力があります。
ポータブル電源ほど大きくないので、避難バッグにも入れやすいです。防災用として保管する場合は、ケーブルを別に探さなくてよいように、USB-Cケーブルや家族のスマホに合うケーブルを同じポーチに入れておきましょう。
9. イワタニ カセットガスストーブ マイ暖
冬の停電で怖いのは、暖房が止まることです。イワタニのカセットガスストーブ「マイ暖」は、電源コードを使わずカセットガスで暖を取れるため、寒い季節の在宅避難に備えやすい商品です。
使用時は換気や設置場所に注意が必要です。小さな子どもやペットがいる家庭では、触れない位置に置けるかも確認しておきましょう。あわせてカセットボンベの本数と保管期限も管理しておくと実用性が上がります。
10. GENTOS LEDランタン EX-300H
リビングや避難スペースをしっかり照らしたいなら、明るめのLEDランタンがあると便利です。GENTOS EX-300Hは、充電式と乾電池の両方に対応するタイプで、アウトドアだけでなく停電対策にも使いやすいランタンです。
小型ランタンを各部屋に置き、明るいランタンを家族が集まる場所に置くと、停電時の動線が安定します。照明は1つに頼るより、複数に分けて備える方が現実的です。
用途別に見るならこの順番でそろえる
最初に買うなら、非常用トイレ、飲料水、非常食、ライト、モバイルバッテリーの順番がおすすめです。特にトイレと明かりは、家にあるもので代用しにくく、いざという時の負担が大きく変わります。
次に、ポータブル電源、ラジオ、野菜系の保存食、暖房用品、防災リュックを加えると、在宅避難と持ち出しの両方に対応しやすくなります。家族がいる場合は、人数分の水、食料、トイレ回数を基準に数量を増やしてください。
まとめ
防災グッズは、買っただけで終わらせず、置き場所と使い方を家族で共有しておくことが大切です。非常食は賞味期限、電源類は充電残量、ライトは電池の有無を定期的に確認しておきましょう。
まずは今回紹介した10点のように、生活が止まった時に困りやすい部分からそろえると、防災準備が一気に現実的になります。完璧を目指すより、今日ひとつ備えを増やすくらいの感覚で進めるのが続けやすいです。

