【原神】サンドローネ(傀儡)とは?正体・性格・考察まとめ

原神

サンドローネ(傀儡)の基本プロフィール

サンドローネは、オープンワールドRPG『原神』に登場する敵対組織・ファデュイの最高幹部「執行官(ファトゥス)」のひとりです。彼女のコードネームは「傀儡」であり、ファトゥスの中での階位は第七位。ファデュイという強大な組織の中でも重要な地位を担うキャラクターとされています。

  • 名前:サンドローネ
  • 称号:「傀儡」
  • 国/所属:スネージナヤ / ファデュイ
  • 種族:人間?(詳細不明)
  • 階位:第七位
  • 神の目:不明
  • 誕生日:不明
  • 命ノ星座:不明
  • CV:本多真梨子

その姿は非常に特徴的で、常に遺跡重機のような礼服を纏った巨漢に抱えられて登場します。金髪で小柄な美しい少女の姿をしていますが、背中にはゼンマイのような装置が見えるため、「人形なのではないか?」とプレイヤーの間で噂されています。

アルレッキーノが語る「もう一つの極端」

サンドローネについて、同じくファトゥスの執行官であるアルレッキーノが印象的な言葉を残しています。

「彼女にはあまり興味がない。研究に没頭していて、あまり公の場に姿を現さないから、彼女に会ったことすらないという士官も多い。数多の分身を作れないのは嘆かわしいとばかりに、世界中を走り回るやつを『極端』と評するなら、彼女はまた別の『極端』だろう。」

このセリフからもわかる通り、サンドローネは社交性に乏しく、研究だけに没頭する一種の「偏屈」なキャラクターとして描かれています。

サンドローネの登場シーンと特徴

「冬夜の戯劇」での初登場

サンドローネが初めてプレイヤーの前に姿を現したのは、ファデュイ執行官が一斉に登場するPV 「冬夜の戯劇」 です。ファデュイ執行官が次々に映し出される中で、小柄な少女とそれを支える巨漢という、他のキャラクターにはない特異なシルエットで登場しました。

巨漢に運ばれる少女という独特な姿

サンドローネの最大の特徴は、常に巨漢に抱えられているという点です。巨漢は遺跡守衛を思わせる礼服姿の機械的な存在であり、サンドローネ本人はその上にちょこんと座っています。
この異様な姿から、「少女と巨漢のどちらが本体なのか?」という考察がファンの間で活発に行われてきました。

さらに、ナドクライ編のストーリーPVでも登場しており、次バージョンでの登場がほぼ確定しました。

サンドローネの人物像と性格

研究に没頭し人前に出ない理由

サンドローネは、ファデュイ執行官の中でも特に「研究者」としての色が強いと言われている人物です。彼女は自らの研究に没頭するあまり、表舞台にはほとんど姿を現さないと言われています。そのため、他の執行官に比べても一般的な知名度が低く、公式情報が少ないことが「ミステリアスな存在感」をさらに強調しています。

他キャラクターの証言(タルタリヤ・放浪者など)

サンドローネについては、いくつかのキャラクターが断片的に証言しています。

タルタリヤ(公子)
 彼はサンドローネのことを「機械いじりばかりしている」と表現しており、社交的な活動よりも研究に専念している様子がうかがえます。

放浪者(スカラマシュ)
 彼もまた「研究ばかりで執行官としての任務に出てこない」と語っており、サンドローネが人付き合いを避けていることが明らかです。

サンドローネの正体に関する考察(世界任務ネタバレあり)

水仙十字院との関わり

長編世界任務「水仙十字院」のラストで、孤児院が水没する前の登場人物たちの写真が確認できます。その中にはマリアン=ギヨタンと思われる少女が写っており、その姿はサンドローネ(特に前にいる少女)と非常によく似ています。


さらに聖遺物「水仙の夢」には「ある者は精密な仕掛けと鋼の体を頼りに進む道を探している」との記述があり、これは機械技術に通じていたアラン=ギヨタンを指していると考えられています。

巨漢=アラン説、少女=マリアン説

サンドローネは小柄な少女と、その背後に控える巨漢の二人組で描かれています。
このうち巨漢は遺跡守衛に似た姿をしており、過去に遺跡守衛を研究していたアランの存在と重なります
一方、少女の方にはゼンマイのようなパーツが描かれており、人形である可能性が高いです。

このことから浮上しているのが、

  • 巨漢=本体のアラン
  • 少女=アランが蘇らせようとした妹マリアンの人形
    という説です。

意識の転移の可能性

「意識の転移」を成し遂げるには膨大な技術と協力が必要であり、似たようなことを行ったルネですら純水精霊の助力を受けていました。そのためアラン単独で成功したとは考えにくいとも言われています。

タルタリヤへの敵意

また、サンドローネがタルタリヤに殺意を向ける理由も推測されています。彼が「呑星の鯨」を呼び起こした事件が関係しているとされ、マリアン人形の中にアランの意識が宿っている(あるいはアランの意志で制御されている)可能性が示唆されています。

「冬夜の戯劇」での伏線

PV「冬夜の戯劇」において、サンドローネ(少女)が黙祷を捧げるシーンがありますが、よく見ると瞼を閉じていません。この描写から「少女は人形である」という説が噂されていました。

まとめ:サンドローネは原神でも屈指の謎多き執行官

サンドローネ(傀儡)は、ファデュイ執行官の中でも異質な存在です。
巨漢と少女の二人組という独特なビジュアル、研究に没頭する姿勢、そして「人形か人間か」という正体をめぐる数々の考察。
水仙十字院とのつながりやギヨタン兄妹の物語を背景に持つ可能性は、彼女を単なる悪役ではなく、悲劇性を秘めたキャラクターとして際立たせています。

今後のアップデートで週ボスとして登場するのか、ストーリーでその正体が明かされるのかはまだ分かりません。
しかし、これまでの伏線や描写から見ても、サンドローネが原神の物語において重要な役割を担うことは間違いないでしょう。

彼女の過去、そして巨漢と少女の真実が明らかになる日を楽しみに待ちたいところです。

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