オンライン麻雀ゲーム「雀魂(じゃんたま)」は、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーが楽しめる人気タイトルです。中でも初心者が最初に挑むことになるのが「銅の間」、そして次のステップ「銀の間」です。最初はルールを覚えながら気軽に打てるため楽しいのですが、ある程度打ち慣れてくると「勝てない」「何十戦やってもランクが上がらない」という壁にぶつかる人も少なくありません。
実際、SNSや掲示板を見ても「銀の間から抜け出せない」「ラスばかり引いてモチベが下がる」といった声は多く見られます。ではなぜ、銅の間・銀の間で足踏みしてしまう人が多いのでしょうか? その原因は、実は牌運の悪さや相手が強すぎるといったものではなく、初心者にありがちな「間違った打ち方のクセ」にあるのです。
銅の間や銀の間は、確かに初心者同士が多く集まるフィールドです。けれども、だからこそ「ちょっとした差」が大きく勝敗に響きます。牌効率を知らないまま無理に手を伸ばしてしまう人、逆に安全ばかり考えて全然リーチしない人、相手リーチに毎回突っ込んで放銃してしまう人……。こうした典型的な失敗を繰り返していると、いくら場数を踏んでも成長はなかなか感じられません。
今回の記事では「銅の間・銀の間を突破できない人の特徴」に焦点を当てて解説していきます。
麻雀は一見すると運のゲームに見えますが、実際には「選択の積み重ね」で勝敗が決まる戦略ゲームです。特に雀魂のルールは「ラス回避」が重要視されるため、強引に勝ちを狙うよりも、いかにミスを減らすかがポイントになります。つまり、銅や銀の間で勝てない人は「勝つための工夫を知らない」というよりも、「負ける原因を取り除けていない」ことが多いのです。
これから紹介するのは、銅の間・銀の間でありがちな5つの特徴です。
それではさっそく、「銅の間・銀の間を突破できない人の特徴」を具体的に見ていきましょう。

リーチを打たない・攻めきれない

銅の間・銀の間に留まってしまうプレイヤーの大きな特徴の一つが、「リーチを打たない」「攻めきれない」という姿勢です。麻雀はツモやロンといったアガリによって点数を獲得していくゲームですが、特にリーチは初心者にとって最も強力かつシンプルな得点手段です。それにも関わらず、「リーチしたら振り込むのが怖い」「リーチすると相手に読まれる気がする」といった理由から、リーチを極端に避けてしまう人が意外といます。
しかし、リーチを打たないことのデメリットは想像以上に大きいです。まず、リーチをかけなければ基本的に手役がつきにくいため、せっかくアガっても1000点や2000点といった低打点になりがちです。これでは一局で失った点数を取り返すことはできません。また、リーチを宣言することで「相手にプレッシャーを与える」という効果も見逃せません。銅の間や銀の間では相手も初心者が多いため、リーチがかかるとすぐに安全牌に逃げてしまうケースが多いのです。つまりリーチは、自分のアガリ率を高めるだけでなく、他家の手を止める役割も果たします。
リーチを避ける人の多くは、「振り込んだらどうしよう」という恐怖心を抱えています。確かに麻雀において放銃は痛いものです。しかし、ラス回避ルールの雀魂では「小さなアガリを繰り返してラスを回避する」よりも、「ある程度リスクを取って点数を伸ばす」ことが重要になります。リーチを避けてばかりだと、相手がマンガンや跳満をアガった時に取り返す手段がなくなり、結局ラスを引いてしまう確率が上がるのです。
もちろん、リーチすれば無条件に勝てるわけではありません。中には押し引きの判断が必要な局面もあります。しかし、銅の間・銀の間レベルであれば「聴牌したら基本的にリーチ」で問題ありません。むしろ細かい駆け引きよりも、「しっかりとリーチを打つ」という習慣を身につけることが、段位を上げる近道です。上級者の打牌を観察すると分かりますが、彼らはリーチを恐れず、むしろ積極的に点数を取りにいきます。
逆に攻めきれない人は、せっかくリーチしても途中で怖くなって降りてしまったり、好形聴牌を崩して安全牌に逃げたりすることがあります。これは初心者にありがちな「守備意識が過剰に働く」状態です。もちろん、相手が早いリーチをかけてきた時に無理に押すのは危険です。しかし、自分が先にリーチをしている状況であれば、基本的には最後まで攻めきるのが正解です。中途半端に降りてしまうと、勝てる局面を自ら手放すことになります。
まとめると、「リーチを打たない」「攻めきれない」という特徴は、勝ち筋を大きく削ってしまう要因です。初心者が段位を上げるためには、まず「リーチは強い武器である」と理解し、臆せず使うことが大切です。銅の間・銀の間を突破できないと悩んでいる人は、まず「聴牌したら積極的にリーチをかける」ことを心がけるだけでも、勝率が大きく改善されるでしょう。
無理な手作りにこだわる

銅の間や銀の間で勝てないプレイヤーによく見られるもう一つの特徴は、「無理な手作りにこだわる」ことです。これは、例えば「必ず三色を狙う」「毎回タンヤオに寄せる」「とにかくドラを絡めないと気が済まない」といった偏った手作りのことを指します。一見すると打点を意識しているようで良いことに思えるかもしれませんが、実際にはこれが大きな足かせになっているケースが多いのです。
まず、無理に役を狙いすぎると手が進まなくなります。麻雀はスピードと打点のバランスが重要ですが、初心者にとっては「まず聴牌すること」が何よりも優先されます。ところが、「どうしても三色にしたい」と考えて不必要に牌を抱えたり、「ドラが来るまで待とう」と捨てられないでいると、他のプレイヤーがどんどん聴牌に近づき、自分だけ取り残されてしまうのです。
また、無理な手作りは「柔軟さの欠如」にもつながります。麻雀では配牌やツモによって状況が大きく変わるため、本来は柔軟に方針を切り替えることが求められます。しかし、「絶対に混一色にする」と決め打ちしてしまうと、途中で引いた有効牌を無駄にしたり、せっかくのテンパイ形を崩してしまうことになります。結果として、勝てる局面を自分から遠ざけてしまうのです。
銅の間・銀の間に長く留まっている人の中には、「打点を作らなければ勝てない」と誤解しているケースが目立ちます。確かに上級者同士の戦いでは打点力が大事になりますが、初級者の卓では「まずアガリきる」ことの方がはるかに重要です。1000点や2000点の安手でも、繰り返しアガっていれば自然と順位は上がりますし、ラスを引く確率も減ります。それに加えて、雀魂のルールはラス回避型であるため、無理に高打点を狙って失点を増やすよりも、安定してアガる方がはるかに効果的なのです。
もちろん、打点を意識すること自体は悪いことではありません。ドラを上手く使ったり、タンヤオやピンフを意識して自然に組み込むことは大切です。しかし、それを「絶対条件」としてしまうのは危険です。大事なのは「狙える時に狙う」「無理なら早くリーチしてしまう」という柔軟さです。これができるかどうかで、勝率は大きく変わってきます。
さらに、無理な手作りは「守備の弱さ」にもつながります。特定の役にこだわるあまり、手牌に危険牌を溜め込みやすくなり、相手のリーチに対して降りられなくなるのです。例えば、混一色を狙って字牌や中張牌を抱え込みすぎてしまうと、相手のリーチに対して安全牌がなくなり、結果的に高打点を放銃してしまいます。これでは本末転倒です。
銅の間や銀の間でなかなか抜けられない人は、「この役を作らないとダメだ」という思い込みを一度捨ててみましょう。むしろ、「まずは最速でテンパイを目指し、アガリを取る。その過程で役や打点がついたらラッキー」という感覚で打つ方が安定します。麻雀は運の要素が大きいゲームだからこそ、無理に手を作ろうとせず、流れに沿って打つことが突破のコツなのです。
相手のリーチに突っ込みすぎる

銅の間や銀の間で長く停滞してしまうプレイヤーに、非常に多く見られるのが「相手のリーチに突っ込みすぎる」という特徴です。リーチがかかった場面で、自分の手牌をそのまま押し進めてしまい、結果的に高打点を放銃してしまう。このようなケースが繰り返されれば、いくら自分のアガリがあってもトータルでマイナスになってしまいます。
特に初心者のうちは「リーチがかかったからといって、自分の手を崩すのはもったいない」と感じてしまいがちです。あと一歩で聴牌だから押してみる、ドラがあるから高い手になる可能性がある、といった理由で突っ張ってしまうのです。しかし、この判断が大きな落とし穴になります。麻雀は「勝つ」ゲームであると同時に「負けない」ことが重要なゲームです。ラス回避ルールの雀魂では、1回の満貫放銃や跳満放銃が順位に直結するため、放銃を減らすことが何よりも大切になります。
相手のリーチに突っ込みやすい人には、いくつかのパターンがあります。ひとつは「手牌の価値を過大評価してしまう」ケースです。例えば、ドラが1枚あるリーチのみの手でも「満貫になるかもしれない」と考えて無理に押してしまう。しかし実際には、相手のリーチに振り込めば満貫どころか親っ跳や倍満を支払うリスクがあるのです。リターンとリスクのバランスを考えれば、引くべき場面であることが多いでしょう。
もうひとつは「相手の待ちを軽視してしまう」ケースです。初心者のうちは「リーチは大体カンチャンやペンチャン」と決めつけてしまったり、「自分が持っているから相手は待っていないだろう」と安易に判断してしまうことがあります。しかし実際には、リーチはどんな待ちでもあり得ますし、自分が安全だと思った牌が致命的な放銃につながることも少なくありません。
では、どのように対応すればいいのでしょうか。まず基本となるのは「降りる勇気」を持つことです。相手のリーチに対して安全牌をしっかり抱え込み、手を崩してでも放銃を避ける。これができるようになると、それだけで大きく成績は改善されます。特に、ラスを避けることを最優先に考える雀魂のルールでは、リーチに対して無理に突っ張ることは損につながりやすいのです。
もちろん、常に降りればいいというわけではありません。自分の手がすでに聴牌していて、しかも打点や待ちの良さが十分にある場合には、押す判断も正解になります。しかし、押すか引くかを考える際には「この一局で放銃しても耐えられるか?」を基準にするのがおすすめです。親に満貫を放銃すれば順位が大きく落ちる場面で押すのは危険ですが、オーラスでトップ目なら多少のリスクを取る価値がある。このように状況に応じて判断を変えることが、上達の鍵になります。
また、相手のリーチに対して突っ込みすぎる人は「放銃率が高い」傾向にあります。雀魂の個人戦績でも、放銃率が20%前後ある人は要注意です。金の間に向かうためには放銃率を15%以下に抑えることを目標にすると、自然と押し引きのバランスが改善され、勝率も安定していきます。
銅の間・銀の間で勝てないと感じている人は、まず「相手のリーチにどのくらい突っ込んでいるか」を振り返ってみましょう。降りる勇気を持つだけで、驚くほど順位は安定していきます。
役を覚えようとせずに打っている

銅の間や銀の間で勝てない人に多く見られる特徴のひとつが、「役を覚えようとせずに打っている」ことです。麻雀は役があって初めてアガることができるゲームであり、どれだけ良い形に聴牌しても役がなければ和了(アガリ)には至りません。にもかかわらず、初心者帯では「とりあえず揃えれば勝てるだろう」と感覚的に打ってしまい、いざ聴牌してもアガれずに流局、あるいは無理に突っ張って放銃してしまうケースが少なくないのです。
「リーチ以外の役をほとんど知らない」というパターンです。確かにリーチは非常に便利な役で、門前であればどんな形でも聴牌すれば役がつきます。しかしリーチだけに頼ってしまうと、手牌が整うまでに時間がかかり、スピードで負けてしまうことが多々あります。さらに、鳴きを多用してスピードを出したい場面でも「役を知らないから鳴いてもアガれない」というジレンマに陥り、結局リーチ待ちになってしまうのです。
また、役を覚えようとしない人は「打点感覚」が身につかないため、勝負どころを間違えやすくなります。例えば、タンヤオやピンフといった基本役を理解していれば「この手は早く仕上がりやすい」とか「打点は低いけどスピード勝負に向いている」といった判断ができます。しかし役を知らないと、いつまで経っても「なんとなく強そうだから押す」「よく分からないけど鳴いてみる」という打ち方になり、安定した成績を残せません。
銅の間や銀の間を抜け出せない人に共通するのは、「役を調べたり練習したりすることを後回しにしている」ことです。もちろん最初から複雑な役満や珍しい役を覚える必要はありません。むしろ、初心者のうちは「よく出る基本的な役」に絞って覚えるのが最も効果的です。タンヤオ、ピンフ、役牌、ドラ絡みの手、チートイツなど、数個の役を理解するだけで格段にアガりやすくなります。
もうひとつ重要なのは「役を覚える=選択肢を増やす」ことにつながるという点です。例えば、タンヤオを意識するだけでも序盤の打牌選択が変わってきます。「この2や8を残せばタンヤオにならない」と気づけば、自然に効率的な手組みを目指す習慣が身につきます。逆に役を意識していないと、「たまたま揃ったけど役がない」という状況に陥り、結局無駄に時間を費やすことになります。
「役を覚えるのが面倒」「難しそう」と感じる人もいるかもしれませんが、実際には繰り返し打っていくうちに自然と身につきます。特に雀魂は役一覧がゲーム中に簡単に確認できるので、「分からなければその場で確認する」だけでも十分に学習効果があります。銅の間・銀の間で勝てないと感じているなら、一度「自分は本当に役を意識しているか?」を振り返ることが大切です。
最終的に麻雀は、役を覚えて「どう手を作るか」を判断するゲームです。役を避けていては、いくら数を打っても成績は伸びません。逆に基本的な役を少しずつ覚えるだけで、鳴き方やリーチ判断も改善され、勝率が安定してきます。役を覚えようとしないことは、銅の間・銀の間から抜け出せない最大の理由のひとつと言えるでしょう。
まとめ:銅の間・銀の間を抜けるために意識すべきポイント
銅の間や銀の間でなかなか勝てないプレイヤーの共通点を振り返ると、「基本を覚えようとしない」「場況や点数状況を無視して打つ」といった部分が大きな要因となっています。
まず基本的なルールや役、打牌の優先順位を少しずつ覚えることが、勝率向上の土台になります。どんなに運が良くても、知識や判断力が伴わなければ長期的には安定して勝つことはできません。また、場況や点数状況を確認しながら打つことで、無理押しによる放銃や、必要以上のリスクを避けることが可能です。初心者でも「自分はトップ目かラス目か」「他家はテンパイしていそうか」を意識するだけで、効率的にポイントを稼ぎ、順位を上げやすくなります。

