近年、スマホアプリやPCゲームで「ネット麻雀」を楽しむ人が急増しています。特に 天鳳 や 雀魂(じゃんたま)、MJ といった人気タイトルは、初心者から上級者まで幅広い層に支持され、日常的に対局を楽しむ人が増えています。
しかし、オンラインであるがゆえに「顔が見えない安心感」から、現実の麻雀では考えられないようなマナー違反が横行することも少なくありません。こうした行為は相手を不快にさせるだけでなく、場合によっては 利用停止やBAN の対象になることもあります。
この記事では、ネット麻雀で絶対にやってはいけないマナー違反 をわかりやすく解説します。
ちなみに、長考や回線切れなどがありますが、初心者が最初遅くなってしまうのは当然です。
回線も例えば雷などで停電した場合はしょうがないですよね。
わざとやっていたら…です。
長考のしすぎ(無駄な溜め)

ネット麻雀で最も嫌われる行為の一つが「溜め打ち」です。
特に テンパイしてからロンやツモをする際にわざと時間をかける行為(溜めロン・溜めツモ) は、相手に強いストレスを与えます。
なぜダメなのか?
- 不必要に時間を取られるとテンポが悪くなり、他のプレイヤーがだれてしまう。
- 「ドヤ顔で見せつけている」と受け取られやすい。
- ネット麻雀は基本的にサクサク進行が前提。
改善策
- 自動和了(オートアガリ)をONにする。
- 悩むときは仕方がないが、和了が確定しているなら即クリック。
対局中の放置(途中離席)

リアル麻雀と違い、ネット麻雀では「放置プレイ」が多発します。
通信落ちや離席のほか、「負けが込んできたから放置」という人もいますが、これは完全にマナー違反です。
なぜダメなのか?
- 自動ツモ切りになるとゲームの流れが壊れる。
- 真剣に打っている相手に失礼。
改善策
- 対局前に時間を確保してからプレイする。
- 万が一の通信切断は仕方ないが、すぐに復帰する努力をする。
意味不明なチャットや煽り発言

一部のネット麻雀では簡易チャットやスタンプ機能がついています。
しかし「ざまあw」「お前下手だな」など、煽りや暴言を投げかけるのは厳禁です。
なぜダメなのか?
- ゲームの雰囲気が悪くなり、通報やブロック対象になる。
- 初心者が委縮してしまい、コミュニティ全体に悪影響を与える。
改善策
- 感情的になったらコメントしない。
- どうしても打ちたいときは「ナイス和了!」などポジティブなものだけにする。
捨て牌の不自然な溜め(わざと考えている風)
ロンやツモだけでなく、普段の捨て牌で「いちいちギリギリまで時間を使う」行為も嫌われます。
これを繰り返すと「遅延プレイ」「嫌がらせ」とみなされます。
なぜダメなのか?
- 相手にとっては時間の無駄。
- ネット麻雀の利点(テンポの速さ)が損なわれる。
意図的なオーラス放棄(やる気のない打牌)
点差が大きいときに「もう勝てないから」と投げやりにプレイする人もいます。
例えばわざと危険牌を切る、無意味なリーチをかけるなど。
なぜダメなのか?
- 競技性が失われ、他プレイヤーの順位争いに水を差す。
- 公平性を欠く。
改善策
- たとえトップが厳しくても「ラス回避」など目的を切り替える。
無駄な長考リーチ・溜めリーチ
テンパイ即リーチの場面で、わざと長考して「相手を惑わせようとする」行為も不快に思われます。
なぜダメなのか?
- リアル麻雀では「考えてるアピール」も戦術になるが、ネット麻雀では単なる時間稼ぎ。
- 公平な戦いではなく、テンポを悪くするだけ。
7. 意図的な鳴き遅延
ポン・チー・カンのときに、ギリギリまで時間を使ってから鳴く人もいます。
これを繰り返すと「遅延行為」として嫌われます。
回線切り逃げ
負けが濃厚になったときにわざと切断するプレイヤーも存在します。
これも「ネット麻雀あるある」ですが、完全にNG行為です。
他人の手牌を見せる・外部ツール利用
配信や仲間内での通話麻雀で「手牌を公開する」行為は、いわゆる「談合」や「チーミング」に当たります。
なぜダメなのか?
- 公平性が崩れる。
- 運営規約違反となりBANの対象になる場合がある。
終局後の晒し批判
SNSや掲示板で「この人の打ち方がひどい」と晒すのもマナー違反です。
相手は初心者かもしれませんし、単なる一局の結果で人格否定するのは間違いです。
ネット麻雀のマナーを守ることで楽しい対局に!
今回紹介した10項目は、どれも 「やってしまいがちだが嫌われる行為」 です。
特に初心者は「溜めロン」や「放置」を無意識にやってしまうことがあるので要注意です。
ネット麻雀は世界中の人と手軽に楽しめる場だからこそ、ちょっとした気遣いが大切になります。
マナーを守って気持ちよくプレイすることで、自分も周囲もストレスなく対局を楽しむことができます。